リビンに決戦をもとめて 詰腹きらされた東条首相前途多難の小機〃木炭ススみ内閣 ″七割決戦〃ーーー捷号作戦マ将軍、レイテ攻略作戦を押し通す 「観念的必勝論と合理的敗戦論」比島決戦の日迫る米軍、レ イテ防備弱体を察知″卑劣な計画な ーー台湾沖航空戦「私は 帰ってきた」神風特攻隊、編成される 比島沖海戦 船団攻撃より艦隊決戦を栗田艦隊、緒戦にして旗艦を失う 「武蔵ーシプャン海に沈む反転、そして再転スリガオ海峡 に潰えた西村、志摩部隊四提督の眠れぬ夜サマール島沖の 紛戦「第三四機動部隊いずこにありや」レイテ″決戦〃なら 最後の戦闘 島嶼戦から本土決戦へ陸海思想の徴妙な食違い本土進攻か 海空封鎖か猛訓練重ねて待っ栗林兵団弾丸尽き、水涸れた 硫黄島市民にまでおよぶ戦火沖縄持久作戦か決戦か連 合艦隊の最期首里をめぐる攻防「秋をまたで枯れゆく島」 三分の一の出血も辞さず「近頃やることなきものの如し」太 287 220 254
外郭地の後退つづく参謀本部、戦略を再検討海軍、南東方 面に固執準備万全の米軍、マーシャルに来攻トラック、空 襲さる死守決戦線の「雄」作戦古賀長官″殉職″ 悲劇のイン / 。、ール作戦 「ウ」号作戦決定の経緯大東亜会議ひらくスチルウエル中将 の懣 " 死の谷〃の掠奪者たち牟田口中将の急襲計画 ジンギス汗式補給「歴史に生きるときがきた」第十五軍の激 しい進撃柳田師団長の″統制前進″第三十一師団、コヒマ を占領三叉路高地の激闘二師団長、解任さる英軍の反 撃に補給断たる「米の補給はさらになし」佐藤師団長、独断 退却最後の攻撃、そして敗退苦しい持久戦へ サイバン島失陥 〃空飛ぶ要塞″四の登場参謀本部の希望的観測一貫性欠 く海軍の作戦斎藤中将、防備に不安上陸海兵隊に銃砲撃の 雨日本軍の夜襲、成功せず艦隊決戦をもとめて アナの七面鳥射ち〃敵前で解任された米師団長放棄決定を 知らずに補給を待っ徹底した〃掃討前進〃「止まるも死、進 むも死」 ハンザイ突撃を最後に 173 119
目次 昭和十八年ーーー戦争の転機 米、攻勢の機熟す参謀本部の情勢判断〃魔境〃からきたウ イ・ンゲート旅団第二のガ島ーーニューギニア増援部隊、ビ スマルク海に沈む山本長官直率のソロモン航空撃減戦山本 五十六長官、南海に死すアリュ 1 シャンの戦略価値「他に策 アツツ玉砕動きだした〃車輪〃作戦 無きにあらざるも」 ラエ、サ 零戦の優位くずれる中部ソロモン、米軍の掌中に ラモアの苦闘三重苦の〃サラワケット越え 4 中部太平洋の戦い 悪化する内外情勢〃絶対国防圏〃構想米、ラ・ハウルを素通り タラワ攻略戦の疑問と不安柴崎守備隊の猛訓練 " タラワの 恐怖″失われた指揮系統・フ ] ゲンビル島沖航空戦で大打撃 孤立した精兵たち恐るべき浪費カイロ、テヘラン会談 8 0